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ホーム  > ニュース&トピックス  > 企業情報学部・前川ゼミが「Cool Ueda上田の魅力発信」発表会を実施

企業情報学部・前川ゼミが「Cool Ueda上田の魅力発信」発表会を実施

上田市観光会館でゼミ発表会を実施した様子

企業情報学部・前川道博ゼミでは「ソーシャルメディアと物語づくり」を地域活性化(地元ビジネスの創出)、地域や国を超えた交流につなげる研究を進めています。現在進行している学生(日本人学生、中国人留学生)の取り組みを8月3日、上田市観光会館で発表しました。当日は上田市観光課、長野県上小地方事務所商工観光課の職員10名ほどが参加され、他に Facebookを通じて参加意思表示をされた数名の市民、留学生などゼミ学生以外に20名ほどが参加されました。

近い将来、観光客数の大幅な増加が見込まれる中国人の若者層をターゲットに考え、上田がさらに外国人の目から見ても魅力あふれる観光地として光り輝くように、「小さなこと、できることから始めること」を提案しました。

Cool Uedaとは?

Cool Ueda は「かっこいい上田=上田の魅力発信」の意味合いでネーミングしたものです。日本のコンテンツ文化はCool Japanとも呼ばれ、国内ばかりでなく外国でも人気が高まっています。とりわけ戦国武将ゲームの人気を背景に、信州上田の歴史的人物である真田幸村はとりわけ人気が高く、その聖地でもある上田を訪れる観光客が急増しています。中国人の若者層にもCool Japanや真田幸村は浸透してきています。前川ゼミでは、そうした社会現象を捉え、上田の観光PRやビジネス創出をねらいとするCool Uedaプロジェクトを始動させました。

主な発表内容「真田三代の郷信州上田を全国へ、世界へPRしよう」

表をする小泉匠矢さん

●真田幸村と上田の物語発信

小泉匠矢さんは、歴史的な人物である真田幸村の人気の背景を調べ、江戸時代における講談、明治期の立川文庫『真田十勇士』によって人気を得てきたこと、最近ではゲームの『戦国無双』『戦国BASARA』、マンガ・アニメ『BRABE10』などによってかつてないほどの真田幸村ブームが起きていることを説明しました。その上で、上田に残る真田氏ゆかりの史跡、真田の物語の舞台としての「上田」の価値に着目し、今後の上田の観光には「真田の地巡礼ツアー」を実施していくことを提案しました。

黄福伝さんの発表の様子

●上田観光業の改善点 琴笙庵のお品書きの多国語化から

黄福伝さんは中国からの留学生です。日本と中国とのビジネスを研究しています。前川ゼミでは、上田市内の薬膳そば店「琴笙庵」のお品書きを日本語だけでなく中国語、韓国語、英語にも翻訳する取り組みを進めています。黄さんは、長野県を訪れる外国人観光客が年間30.5万人と少ないこと、上田には殆ど外国人観光客が訪れていないことの課題を指摘し、琴笙庵のような街中のお店がお品書きを多国語化してインターネットなどを通じて上田市の観光情報として発信していくことが、海外観光客を誘客する解決策になることを提案しました。

発表するチョウコウナンさん

●中国語による琴笙庵そば紹介番組

Cool Uedaプロジェクトでは信州上田の魅力を発信する取り組みの一つとして、薬膳そば「琴笙庵」のそばのいくつかの種類を中国語で中国人向けにPRする番組を制作しています。そばは中国にもありますが、日本のようなそば切りではありません。「ざるそば」「月見そば」など中国語にはそのままでは訳しても意味が伝わりません。中国人留学生のメンバーがそばを賞味しながらコメントを加え、「信州上田のおそば屋さん」を中国向けに紹介しました。日本在住の中国人の目線と言葉で中国や日本の留学生などに信州上田の魅力を伝えることがねらいです。

大井晋也さんの発表の様子

●真田グッズデザインの提案

大井晋也さんはプロジェクト研究で商品デザインに取り組んでいます。Cool Uedaプロジェクトでは「真田グッズ」に着目し、市内の売店で売られている真田グッズの状況を調べました。大井さんはその中で自分の好みに合ったTシャツがないことに着目しました。ゲームマニア、武将ファン、歴史マニア、かわいいもの好きなど多様な顧客層に合わせた商品デザインを提案し、自ら描いたTシャツのイメージを披露しました。

意見交換と今後に向けて

意見交換で質疑応答に応える学生たち

意見交換後、上田市観光課からは「外国人観光客の誘客のため、留学生の目線 で上田の魅力を語ってPRして欲しい」という協力依頼がありました。他に、真田十勇士のキャラクターを活かした商品開発のコラボ、 真田とゆかりのある大阪・九度山との交流の提案などもいただきました。

そうした期待に応えられるよう、今後もさらにプロジェクトを進めていきます。インターネットを活用した中国との交流も実施する計画です。また薬膳そば「琴笙庵」にはお品書きの多国語版を置いて役立てていただくことにしています。前川ゼミでは、地域SNS「おらほねっと」やFacebook、YouTubeなどのソーシャルメディアを利用しています。学生の創意も活かし、Cool Uedaを発信していきます。