12月24日、上田市役所本庁舎2階に、まちづくりに関わる個人や団体を紹介し、つないでいくと共に、市民の交流や憩い、情報収集などを目的とした空間「まちのアトリエ」がオープンし、記念式典が開催されました。

　ロゴマークや紹介パネルの制作をデザイン同好会の「コトポート」の4名（企業情報学部3年岡田ういさん、同学部4年保田浩希さん、同学部3年鴨川里佳さん、同学部2年船本帆夏さん）が担当し、式典には代表して、岡田さんと保田さんが出席しました。

　まちのアトリエには、イベント情報誌や市内中学校の活動報告が並ぶ書架、まちづくりの活動で得られた成果品等の展示棚、スタッフ募集や仲間づくりを支援するマッチングボックス等があり、椅子や机も設置され、個人や団体の目的に合わせて利用することができる空間となっています。

　ロゴマーク等の制作は、上田市の担当職員の方々と打ち合わせを重ね、同好会内でも時間をかけて検討を行いました。決定したロゴマークは、おしゃべり・ひらめきをコンセプトとし、親しみやすい印象となっています。色は青を基調とし、まちのアトリエに設置されている椅子の緑色や桜色に青色のロゴマークを加えることで、さまざまな人が集うこと場であることを表現しました。

　コトポート代表の岡田さんは「上田市のまちづくりに関わる場所のロゴマークとして採用していただき、とても光栄に思います。これまで自分の案が採用され、完成まで制作を続けることが無かったため、とても思い出深いものになりました。市役所の皆様には、何度も話し合いの時間を設けていただき本当に感謝しております。ありがとうございました。」と制作を終えての感想を話してくれました。