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ニュース&トピックス

【企業情報学部】前川ゼミ学生が「西部地域デジタルマップ」活動を推進中

「みんなでつくる西部地域デジタルマップ」

みんなでつくる西部地域デジタルマップ

みんなでつくる西部地域デジタルマップ
「みんなでつくる西部地域デジタルマップ」は、上田市の住民自治組織の一つ「西部地域まちづくりの会」の「自然・生活環境部会」が中心となり、デジタル時代の地域社会にふさわしい地域情報を地元住民などが参加して発信しあう地域情報サイトです。企業情報学部の前川道博ゼミナールは、2018年のサイト開設以来、その活動のコーディネーションや運用支援に関わってきました。現在は学生がゼミ活動として協力するのみならず、実施部会の部会員となり、地元の学生飯高綾さんが地元住民としても関わっています。

「西部地域魅力発見」冊子を発行

「西部地域魅力発見」冊子

「西部地域魅力発見」冊子
住民の中にはお年寄りの方などデジタル系の情報メディアが苦手な方も多く、世代を超えた情報共有も大切なものとなります。2022年3月には「西部地域デジタルマップ」に登録された情報を選りすぐり、冊子に編纂して西部地域の全世帯に配布しました。冊子の編纂にも学生の飯高綾さんが関わりました。子どもからお年寄りまで誰もが情報を受け取りやすいよう平易な文章で情報をコンパクトにまとめ、すべてにルビを付しました。ウェブサイトと紙媒体によるハイブリッドな情報提供により、より多くの人々に見てもらえる情報共有・情報発信を進めています。

学生メンバーの部会活動への参加

「西部地域冊子化」の実作業ミーティング

地域の活動・課題解決には、地元の方々とのコミュニケーションが大切です。ゼミの学生は部会員ともなり、その活動の一員としてコミットする形で地域活動に協力をしています。地域社会で、これからの地域情報はデジタルな形でデータを蓄積・共有していくことの大切さは部会の中では共有されています。冊子にして配布したものの効果には限界があり、情報が更新されないことや、やがては発行したことすら忘れられていくことなど、紙媒体の限界をどうやって超えられるかを議論しました。その結論として、ネット上の「西部地域デジタルマップ」をマスタ(データの情報源)として運用し、PDFに自動出力・編纂を行える機能をサポートして冊子作成を支援する課題解決を図りました。また毎年、冊子をニューバージョンで発行することにより、地域に情報や活動が広がっていく計画としました。全国どこの地域でもデジタル化に対応した地域づくりが容易に進まない中、西部地域まちづくりの会では、デジタルネイティブな学生の提案を活かした現実的な地域づくりの活動を進めています。
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