教授 / 学部長
繁成 剛
シゲナリ タケシ
所属 |
社会福祉学部、大学院 総合福祉学研究科 総合福祉学研究科発達支援学専攻 |
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学位 |
博士(医療情報学) |
研究テーマ |
重度障害児・者を対象とした福祉用具の研究開発、発達障害児を対象とした遊具と環境デザインの研究、被災地の避難所・仮設住宅の環境整備に関する研究 |
研究 |
リハビリテーション工学、支援技術、工業デザイン、福祉用具 |
研究詳細 |
ゼミナール内容
福祉用具のデザインと試作
特定の障害のある方を対象として、日常の生活動作が自立できる自助具をグループで考え試作します。制作した自助具はユーザーに評価してもらい、改良した作品は福祉機器コンテストに応募しています。
研究内容
障害児を対象とした遊具の制作
重度の障害のある子どもや発達障害児が楽しく遊べる遊具を考え、木材や強化段ボールなどを使って制作し、市内の児童福祉施設で試遊してもらいます。
強化段ボールを使った被災地支援用家具の制作
強化段ボールを使用して被災地の避難所や仮設住宅で使用できる机、椅子、棚などの家具を制作し、能登半島地震の避難所に提供しています。
地域協働型教育
地域の子育てと療育を支援するデザイン
上田市を中心とする上信地域の児童福祉施設や小学校を訪問し、子どもたちの遊びや学びを広げる遊具や環境を保護者や職員と共同で考え、段ボールや木材などの身近な素材で制作し、実際に療育の場で活用してもらっています。
高校生へのメッセージ
考えるだけでなく手と体を動かそう!
与えられた課題に対して考えるだけでは行き詰まることがあります。その時は手を動かして文章や絵にしてみたり、実際に作って自分で試してみるうちに解決のアイデアがひらめく時があります。何事も自分でやってみなければわかりません!
総合福祉学研究科について
研究受入れ可能内容
福祉用具及び福祉住環境に関する研究
様々な障害のある児童から高齢者が必要としている福祉用具あるいは住環境に関する調査や研究を指導します。