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教育・研究

2019年度「信州上田学」公開講座

2020年1月11日(土)長野大学リブロホールにおいて公開講座を開催しました。
公開講座の様子を上田市行政チャンネル、ケーブルテレビでご覧いただけます。
◆上田市行政チャンネルにて配信
長野大学公開講座「信州上田学」グループワーク発表会(youtube)
CATV放送番組表(2月13日から2月19日まで放送)

◆上田ケーブルテレビジョンにて放送
【タイトル】公開講座「信州上田学」グループワーク発表会
【放 送 日】2月18日(火)
【時 間 帯】6:45~、9:45~、12:45~、19:45~、22:45~
【チャンネル】地上デジタル121(UCV1)

公開講座の内容

 当日は、長野大学 禹在勇副学長の開会の挨拶で始まりました。
 グループワーク発表会では、古田睦美環境ツーリズム学部長より「信州上田学」の概要について説明がなされ、続いて4クラスのグループ発表が行われました。
<4つのクラス発表>
1.「千曲川の水産および観光資源」クラス
2.「醸造文化とワイン」クラス
3.「上田探検隊~上田ってどんなまち?」クラス
4.「デザインから見る歴史」クラス
クラス発表ごとに、授業で講義をしていただいた地域の特別講師の方々からコメントをいただきました。
 すべての発表を終えて、土屋 上田市長より講評をいただきました。

土屋陽一 上田市長

地域の特別講師からのコメント

「信州上田学」によせて 地域づくり総合センター長 松下 重雄 教授

 本学における「信州上田学」事業は、上田市との連携により、今年度より本格的に取り組んできました。春に開催したサントミューゼでのキックオフ・シンポジウムにはじまり、多様なプログラムが展開しつつあります。その中の一つが、本学で取り組む地域協働型の教育科目である「信州上田学」です。一年生を対象に、後学期よりはじまったプログロムですが、本日このような成果発表の機会をむかえることができ、たいへん感激しております。

 土屋・上田市長からの講評にもありましたとおり、学生の発表はたいへん多面的で興味深く、短期間でまとめた提案もなかなかのものでした。また、プレゼンテーションそのものも慣れた感じでとても上手く、感心いたしました。発表内容からは、学生の感性の鋭さを感じとることができました。
 受講生のみなさんは、当科目の受講を通じて、地域を調べたり、課題を発見したり、提案したりすることのおもしろさを体験できたとともに、そうした提案を実社会において実現していくことの難しさも学んだのではないかと思います。また、地域の知識や地域での実践を蓄積することの大切さや、地域の価値を共有することの大切さも、実践的な学びを通じて実感したのではないでしょうか。また、こうした地域の知や課題・アイデアを組み合わせていくことのおもしろさや、そうしたことを地域の方々ともに、地域協働で地域現場でおこなっていくことの大切さを、本日おこしいただいた特別講師の方々のコメントからも学ばせていただきました。

 このたび、学生グループから多くのアイデアを提案していただきましたが、この授業の中だけで終わることなく、ぜひ発展的な活動へと展開していくことを期待いたします。2年生になればゼミも始まります。そうした演習科目のなかでアイデアを膨らませ、実践へとつなげていただければと思います。また、専門講義科目をつうじて、関心をもったテーマについて、より専門性を高めていったり、関心領域を広げていただきたいと思います。たとえば、実践的な活動支援では、本学の夢チャレンジ制度や信州上田学事業の一環として「上田未来会議」というプログラムも用意されています。これらのしくみを活用して、ぜひ学生には地域での活動に挑戦していただきたいと思います。

 信州上田学事業をはじめ、本学においては、上田地域をフィールドにした多様な教育研究活動が展開しています。地域づくり総合センターとしては、そうした多様な活動を「信州上田学」という括りで束ねて効果的に発信し、大学と地域が連携した創発的な地域活動が活発になるしくみづくりに今後も取り組んでいきたいと思います。
 上田地域をフィールドにした学びと実践の有機的な連携を進めるにあたり、引き続き、地域のみなさまと協働していければと存じます。
長野大学地域づくり総合センター センター長 松下重雄
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