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教育・研究

【地域協働活動】学生が提案した信州上田塩田平かるたイベントが開催されました

【2022.8.29】
 去る8月28日、別所温泉育成会のサマーレクリエーションで、学生たちが提案した”日本遺産・信州上田塩田平人間かるた”が行われました。
 提案した学生たちは、「信州上田学」の発展科目として2年生以上が受講する教養科目「地域協働活動」の受講生8人。今年度は、塩田まちづくり協議会と連携して『信州上田塩田平かるた』を地域のこどもたちに広めるという地域課題に取り組んでいます。
 文化財を多く所有する上田市は、令和2年には、36の構成文化財をもって「レイラインがつなぐ”太陽と大地の聖地”上田・塩田平〜龍と生きるまち」として日本遺産に認定されました。そうした地域の文化財に、遊びながら親しんでもらおうという目的で、昨年塩田まちづくり協議会と学生が協働して『日本遺産信州上田 塩田平かるた』を作成しました。今年度は、かるた大会を企画していましたが、コロナウィルス蔓延防止のためなかなかこどもたちが集まって遊ぶこともできない中、学生たちが野外でできる遊びとして、「日本遺産信州上田塩田平人間かるた」提案しました。

 人間かるたとは、学生が拡大した絵札を身につけて逃げ回り、こどもたちが捕まえる追いかけっこゲームです。別所温泉の育成会がこの提案を採用してくださり、この日は30名余りの小学生が参加して、ゲームを楽しみました。こどもたちがチーム名を考え「ももチーム」「ブルーシーチーム」「イエローチーム」「クローバーチーム」に分かれて、とれた札の数を競い、今回はイエローチームが勝ちました。別所温泉あいぞめの湯の芝生の広場いっぱいに、かなり本気で逃げる大学生をこどもたちが歓声を上げながら追いかける様子はとても楽しそうでした。
 「安楽寺の三重塔、知ってる?」追いつかれたら、学生たちが、用意した資料を使って、一枚一枚絵札を見せながらこどもたちにもわかるように易しく読み札の解説をしました。この日は全44枚の札のうち、別所温泉のある西塩田地域に関係の深いものを20枚について学生たちが調べて解説しました。
このような遊びをきっかけに子どもたちも地域の文化財に関心を持ってくれるのではないかと思わせる楽しいサマーレクリエーションとなり、育成会の方達からも好評でした。


なお、本科目は本学と包括連携協定を締結した塩田まちづくり協議会と連携して開講されるもので、教養科目「信州上田学」の発展科目として位置づけられています。(授業担当:環境ツーリズム学部 古田睦美教授)

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