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教育・研究

森ゼミナールの学生が冷凍餃子製造の信栄食品に新規事業を提案しました

【2022.2.14】
 2月10日、森俊也教授(経営学)のゼミ生が冷凍餃子製造の株式会社信栄食品(松本市)に新規の事業提案を行うオンライン報告会を開催しました。
 本件は、「学生のアイデア」を求めていた同社から、長野県テクノ財団を介して、本学に連携の打診があり、2020年4月から森教授のゼミのスタートアッププロジェクトとして、ゼミに所属する学生の共通のテーマとして取り組んできたものです。
 2年目となる今年度は、5月に中間報告会を行い、その後、コロナ禍であってもメールやオンラインでの打ち合わせにより同社の社員の方々と議論を重ねてきました。

 今回は、6つのグループがそうした議論を踏まえて、修正を加えながらまとめたアイデアを報告しました。
 災害時などの非常事態での食に注目したグループは、栄養バランスの整った食品である餃子を避難先でお湯が使えない状況を想定して、水で戻せる水餃子を「非常食の新定番」として提案しました。
 また、別のグループからは、松本市に本社を置く同社ならではの商品として、伝統野菜である「松本一本ネギ」を使用した餃子を提案。ネギに豊富に含まれる葉酸に着目し、妊婦さん向けの商品としてアイデアをまとめました。
 
 報告会当日は、同社から神倉藤男代表取締役をはじめ、EC事業部から3名の社員の方にご出席いただき、各グループの報告が終わるごとに丁寧なコメントをいただきました。

 発表会を終えた学生からは「私たち学生のアイデアにこれほど真剣に向き合ってもらえると思わなかった。貴重な経験をさせていただき、今後のゼミ活動に繋がっていくと思います。」や「中間報告会で社員の方々から頂いた課題について解決するために、身近な人にヒアリングやアンケートを行ったことで、より課題が明確になり良い提案につながったと思います」などの感想が聞かれました。

 なお、提案内容は2月16日から18日に千葉県幕張メッセで開催された「スーパーマーケットトレードショー2022」(スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会)の信栄食品のブースにおいて紹介をしていただきました。

1班 新しい使用状況・使用場面を「バーベキューギョーザ」

1班 新しい使用状況・使用場面を「バーベキューギョーザ」

2班 非常食の新定番「水で戻せる水ギョーザ」

2班 非常食の新定番「水で戻せる水ギョーザ」

各班において同社の将来像ついて検討しました

各班において同社の将来像ついて検討しました

オンライン報告会の様子

オンライン報告会の様子

「スーパーマーケットトレードショー2022」において、信栄食品様のブースに各チームが提案した内容のパネルや、この度提案したバーベキュー餃子のモックアップ、協働で企画した商品「マッスル餃子SOY」「マッスル餃子松本一本ネギ」について展示いただいています。

「スーパーマーケットトレードショー2022」において、信栄食品様のブースに各チームが提案した内容のパネルや、この度提案したバーベキュー餃子のモックアップ、協働で企画した商品「マッスル餃子SOY」「マッスル餃子松本一本ネギ」について展示いただいています。

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