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教育・研究

片岡ゼミ上田市民講座『街かど読書会』を実施しました

【2022.11.11】
 社会福祉学部の片岡ゼミは,市民講座『街かど読書会~小学校道徳教材「手品師」を読む』を企画し,10月28日,まちなかキャンパスうえだにて実施しました。
 本読書会のねらいは“子供の時に読んだ作品と再会しよう”です。私たちは人,音楽,本など様々な出会いを繰り返し現在に至っていますが,経験を積み大人になった今,子供の頃に出会った作品と再会したときそこに新たな発見があるはずだと思っています。たぶん,1つは新たな読み取り。その作品は違った意味を私たちに投げかけるかもしれません。そしてもう1つは子供の時の自分との再会。経験を積み重ねた自分は,あの頃の自分と本当に違ってしまったのか。あの頃の私には今の自分はどう映っているだろうか。
 今回の読書会では,昭和・平成・令和と読み継がれている「手品師」(江橋照雄作)を取り上げ,大人になった市民・長野大学生が一緒に読み,感想や意見を交換しました。そのテーマは極論すると,“夢か誠実さか”,“お金か約束の厳守か”の選択。ハムレットほどの深刻さではないかもしれませんが,手品師の姿を通して,改めて自分の生き方や在り方を見つめ直す機会になるのではないかなと思います。
 読書会に参加された方は20代から60代まで様々でしたが,世代を超えて,立場を超えて,互いの意見を交換することができました。当日参加された方からは,学生である皆さんは“夢(お金)か誠実さ(約束の厳守か)”のどちらを選択するのですか?という質問を受けました。学生にとっても自己の在り方を考えるよい機会となりました。
 大人になった私たちが,子供の頃に読んだ作品と再会し,あらためて作品の深さや経験を積んだ自分の成長を感じる機会になれたのではないでしょうか。

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