本学では３学部の主に３年生を対象に、通年の職業観養成科目として「インターンシップ」を開講しています。今年度は、約30名の学生が受講しており、前学期前半のプログラムでは自己分析などをおこないながら研修先を決定していきます。
　その一環として、このたびワークショップ「どのような仕事が理想的？」を開催しました。このワークショップは、例年内閣府が実施する「国民生活に関する世論調査」結果を活用したもので、平均的な日本国民が考える理想的な仕事像と学生のそれとを比較することで、学生自身の職業観を深めていこうというものです。
　ワークショップでは学生たちの価値観を付せん紙に書き出し、世論調査の選択肢に沿って黒板に貼り出しました。世論調査では「収入が安定している仕事」がここ数年トップの項目ですが、学生たちの価値観は「自分にとって楽しい仕事」となり、前向きな可能性を感じさせるものとなりました。
　今後、インターンシップの授業では、「社会人基礎力テスト」の受検結果を踏まえ自己分析と目標設定をおこないながら、研修先のマッチングを進めていく予定です。