学長からのメッセージ

中村英三 学長

学長   中村 英三

企業や社会で必要とされる人に

 私たちの生きる社会はますます複雑になり、未来はさらに不確かなものになっています。このような社会では、「自ら学び」、「自ら考え」、「主体的に判断する」ことが、より必要になってきています。大学が社会の要請に応えるためには、講義中心の知識刷り込み型の教育だけではいけないと長野大学は考え続けています。そこで、長野大学ではゼミナール中心の少人数教育を前面に掲げ、少人数教育のなかでの対話と討論を通じ、学生と学生・学生と教員が共に未解決の問題に協働して取り組み、できなかったことができるようになる歓びを共に分かち合う「協働学修型」の教育へ、大きく舵をきってきています。この教育方法は、自分の考えを自らの言葉で述べ、他者の意見を聴くことが大切であり、このような学びのなかからそれぞれが思いがけない「視野の拡大」をすることができます。対話と討論の訓練を積むことにより、自分自身が直面している課題に対して「何かがおかしい」とか「なんとなく違和感がある」という「感じ」を自らの力で明晰に表現できる人材が育まれます。問題の所在を明晰に表現できる人材こそが真に地域社会に必要な人材だと思っています。困難に直面しても「打たれ強い」人材を長野大学は育成し続けたいと考えています。