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ホーム  > ニュース&トピックス  > 市民開放講座「総合科目」で落葉で作った堆肥場の土壌動物(カブトムシ幼虫など)を観察

市民開放講座「総合科目」で落葉で作った堆肥場の土壌動物(カブトムシ幼虫など)を観察

総合科目は、森林の活用を学ぶ講座です。今回の野外実習では、落葉による堆肥づくりと、カブトムシが産卵場所として堆肥場を利用することを学びました。


野外実習の内容

2009月10月28日、市民開放講座「総合科目」の第5回目の授業が、「森の生態系サービス概論(供給サービス・文化的サービスの理解)~堆肥場の切り返しと土壌動物モニタリング~」のテーマで開講されました。この授業は、長野大学「森の恵みクリエイター養成講座」の必修(前5回)の1コマで、長野大学キャンパス内の「AUN長野大学恵みの森(通称、恵みの森)」で行われました。
森の恵みクリエイター養成講座とは

実習では、堆肥場の中に潜む土壌動物(カブトムシの幼虫など)の観察を行いました。堆肥場は、昨年の12月に森の恵みクリエイター養成講座の野外実習「堆肥づくり」で作ったもので、森の中に掘った穴(直径2m、深さ90cm)に恵みの森で集めた落葉がたくさんつまっています。

恵みの森での堆肥づくりの目的は、でき上がった腐葉土をガーデニングの肥料や森の中で栽培している野生果樹の肥料として使うことと、カブトムシに堆肥場を産卵場所として利用してもらって、昆虫採集の楽しめる森に育てるためです。

じっくり観察した腐葉土からは、カブトムシの幼虫が合計125匹でてきました。参加者は、丸々と太った幼虫にびっくりしていました。きっと来年の夏には、カブトムシ捕りが楽しめることでしょう。

2008年12月6日「堆肥づくり」 一般参加者呼びかけの資料


2009年10月28日 野外実習のようす

堆肥場から腐葉土を持ち出すようす

堆肥場から腐葉土を持ち出すようす

腐葉土の中から土壌動物を探し出すようす

腐葉土の中から土壌動物を探し出すようす

カブトムシの幼虫を見つけました!

カブトムシの幼虫を見つけました!

堆肥場の下層でもカブトムシの幼虫を観察

堆肥場の下層でもカブトムシの幼虫を観察

堆肥場から出てきたカブトムシの幼虫

堆肥場から出てきたカブトムシの幼虫

総合科目の授業概要

テーマ:森を活用する

私たちは日常生活の中で森林の資源を活用しているでしょうか?人々が近くの里山から食料や燃料などの資源を得ていた時代と、現代とは明らかに異なっています。ライフスタイルが大きく変わった現代、昔のように人々にとってありがたく役立つ里山から、単なるそこにあるだけの森林へと利用価値を失いつつあります。

しかし本来、森林には実に多様で豊富な生態系サービス(=自然の恵み)があるはずです。森林の生態系サービスを適切に管理し活用すれば、地域社会の持続的な発展を支え、森林生態系の保全に貢献できると考えられます。

この授業では、生態系サービスの基本的な概念を概説します。また、「AUN長野大学恵みの森」で実施する野外実習を通じて、森林が持っている多様な生態系サービスを上手に活用するための考え方や方法を学びます。さらに、日本各地の優れた事例を紹介しながら、森林の生態系サービスを地域社会の持続的発展に役立てるための知恵を探ります。

なお、この科目は、森の恵みクリエイター養成講座(文部科学省20年度教育GP選定取組「森の生態系サービスの活用を学ぶ環境教育」)、AUN長野大学恵みの森再生プロジェクト、および地域連携センター公開講座と連携して開講します。複数の教員によるオムニバス授業です。