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【企業情報学部】森俊也ゼミナールが「信州ゆかりの企業」から企業イノベーションプロジェクト(2017)を展開しています!

企業情報学部・森俊也ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト(企業を革新するプロジェクト)」と題し、さまざまな業界・企業の新たなコンセプトをデザインし、そのコンセプトをもとに新たな商品をデザインしています。これまで成熟期の問題解決に取り組むとともに、地域にある企業の問題解決などに取り組んできました。


今年もたくさんのメンバーが集い、企業イノベーションプロジェクトがスタートです。

「業界・企業」は、化粧品、アパレル、流通、家電、ゲーム、文具、銀行、外食、飲料、スポーツ用品、製薬、ホテルなど 「デザイン」は、コンセプトから、商品・店舗・空間・サービスまでおよびます。

商品デザイン例
●食品メーカーの商品デザイン(寒天メーカーI社の健康・日常を意識した即席麺)
●住宅メーカーの商品デザイン(住宅メーカーS社のペットと暮らす住宅)
●医薬・製薬メーカーの商品デザイン(医薬・製薬O社の健康を意識したコクのある調味料)
●アパレルメーカーの商品デザイン(アパレルU社の魅せる服)
●ゲームメーカーの商品デザイン(ゲームB社の成長するゲーム)
●ビールメーカーの商品デザイン(飲んだ後に上質な気持ちよさを感じるビール)
●文具メーカーの商品デザイン(P社の失敗できない文書を書くためのペン)

店舗・空間デザイン例
●コンビニの店舗デザイン(コンビニS社のターゲット層を絞り込んだ新店舗)
●スーパーの店舗デザイン(スーパーD社の宝探しができる店舗)
●家電小売の店舗デザイン(家電K社の自宅にこの家電があった場合を想定できる店)
●プロ野球球団の球場デザイン(プロ野球G社の一生涯楽しむことができる球場)

サービスデザイン例
●金融・銀行のサービスデザイン(N銀行の一般商品と金融商品を融合させたサービス)
●家電小売のサービスデザイン(家電K社の生活にフィットした商品の提案サービス)
●地域ホテルのサービスデザイン(ホテルS社の地域資源を生かし、新郎新婦やゲストの思いを踏まえたウェディング、懐かしさ・驚きを味わえる給食)

2017年度の森ゼミナールでは、以下のようなステップで進め、イノベーションを生む出す論理をゼミ生なりに組立て、それをもとにそれぞれの業界・企業のイノベーションについて考えていきます。

序)スタートアッププロジェクト:地域に根付きながらも海外を意識する「S」「I」「N」「A」「N」「O」の今後のイノベーションを考えよ!
0)マーケティング論、戦略論、イノベーション論を学習し、イノベーションを生み出す論理を考える
1)焦点をあてる企業の経営・事業、業界、顧客に関する「情報」の分析
2)同社の経営・ビジネス上の課題の特定
3)経営・ビジネスの方向性の検討
4)方向性を踏まえた「コンセプト」の「デザイン」
   ・「顧客にして欲しい思い」が定義できているか
   ・製品・サービスが続々と開発されるのか
   ・従業員が触発され、一丸となることができるか
   ・ライバルとの違いが明確か
5)コンセプトを踏まえた「商品」の「デザイン」

いよいよスタートアッププロジェクトが始動します。

「信州ゆかりのものづくり企業」のイノベーション【スタートアッププロジェクト】

この度の対象企業は、様々なポールを展開するS社。とてもユニークな会社です。

愉快な面々の自己紹介でスタートした2017年度の森ゼミナール。企業の問題解決というのは、どのようなものなのか!?具体的にイメージし、今後どのようなことを意識しながらプロジェクトを進める必要があるのか!?これらを目的とし、森ゼミナールのスタートアッププロジェクトを決行しました!

森プロジェクト研究 スタートプロジェクト:森ゼミ生はどのような解を考えるのか!

【場面設定】
 ようやく信州の冬も終わり、麗らかな春。スキーの季節から、ちょっと外へ出てお散歩をという季節になりました。皆さん、最近、お腹周りは大丈夫?
 そんな中、花○の○ルシアをこよなく愛するMが、少し運動でもと思い、某スポーツ店に行くことに・・・。入口付近にスキーコーナーがあり、「そうか、春スキーを楽しむ人もいるのか」。そして、お店の奥の方へ行くと、見慣れないポールを発見。「これ、初めて見た!ウォーキング用ポールって言うんだ!!へぇー」。「どこのメーカー?「S」「I」「N」「A」「N」「O」」。信州らしい会社名である。「そう言えば、入口のスキーコーナーにあったスキー用ストックも、このメーカーの名前だったはず・・」。戻ってみると、その会社名が・・・。「すごっ!!」。さらに店舗内を回ると、先ほど見たポールとは、また異なる「トレッキングポール」なるものを発見。「さすがに、これは・・・」と思いながら、そのポールを手にとると「S」「I」「N」「A」「N」「O」。日々、楽しいことが少ないMは、少し運動をと思ってお店に入ったにもかかわらず、ちょっとした発見があり、興味が出てしまいました。
 同時にMさんは、「スキー人口も減っているし~」「歩く時にポールを利用する人っているかな~」「この会社は事業力を生かして今後はどうしていくのかな~」と色々思ってしまいました。
 「ちょっとMさん、運動、運動、スポーツ始めるんでしょ!」ただ、Mさんは、この会社に興味が出てきちゃいました。もう止められません。今年のスタートアップは、「Mさんがこれから何のスポーツを始めればよいでしょうか?」と考えていましたが、今年のスタートアップは、Mが興味をもった「S」「I」「N」「A」「N」「O」の行く末にしたいと思います。存在感のあるこの会社、これからは大丈夫!? 運動をすることを完全に忘れてしまったMさんに、この会社の今後について提起し、冷静になってもらってください。

検討するに際して
制限時間は、5月15日のゼミ開始の時間までです。
6~7名で協力し、一定の結論(今後の方向性や同社の新たな商品・サービス等)を出してください。
GW明け15日のゼミナールにてその結果について発表して頂きます。
この問題をなぜ考えなければならないのか、これまでこの企業は何を大事にしてきたのか、これからこの企業は何を重視すべきなのか、考案するものは本当に相手に響くのか等を考えながら進めてください。
Mさんは、色んな人に興味をもったこの会社について語っていくでしょう!話した人にもこの会社の今後について教えて欲しいというはずです。ぜひとも皆さん、今後、Mさんが、これから話す人よりも良い答えを出してください。GW明けが楽しみです。健闘を祈ります。

この度の状況をしっかりとメモをとります。今後の方向性を考えていく際に大切になりそうです。

いよいよ検討が始まりました。

リーダーの宮下君が議論をひっぱります。

2年生リーダーが場を盛り上げます。

こちらも2年生リーダー。全9チームがS社の今後について考えていきます。

こちらもアイディアがつきません。

5月中旬が楽しみです。各チームとも頑張ってください。

信州のものづくり企業のイノベーション発表会(コンペ大会)

これまでの企業の事業力を生かし、顧客の生活をどうしていくのか。各チームからとてもおもしろい報告がなされました。

Mさんが偶然に出会った信州のポールメーカーS社。森ゼミでは9つのチームに分かれて、S社のこれまでや現状をとらえ、今後の方向性について議論し、検討を深めてきました。
それぞれのチームでは、ゼミ時間内では検討は終わらず、何度か自主ゼミを開き、同社の方向性について一定の結論を得たようです。

2017年5月15日には、その結論について報告する発表会をコンペ形式で行いました。
ポール技術や素材技術、歩くを支えるという方針など、同社の技術や大切にしてきた点を念頭におきながらも、顧客の生活をこうしていきたい、顧客にこの商品を通してこんな気持ちを味わってもらいたいという視点で検討され、その成果の報告が行われました。

各種のポールを使い勝手や携帯性、安全性、カラー、デザイン、他企業とのコラボという形で様々工夫してきた企業のS社。このような様々な革新を展開してきた企業が同様の次元で革新をしていくのか、また、これまでと異なる次元で革新をしていくのか。そしてその根拠は何なのか。同社の社員の立場に立ち、検討してきました。

ポールという文脈から「この顧客」の生活への関与を考え、コンセプトや商品を考案するチームと、「この顧客」が今、こういった状況や悩みを抱えているので、同社であればどうすることができるのかという視点でコンセプトや商品を考案するチームとに大きく分かれました。これまでにない新たな展開をする必要がある成熟期にあるものづくり企業。はたしてどのようなアプローチが必要になるのでしょうか。

自分たちが検討してきて経過と結果を報告し、意見をもらい、さらに他のチームの報告を聞きながら、「ある企業において、これまでにない新たなものを生み出す上でのイメージ」をもつことができたようです。

このスタートアッププロジェクトを終えて、企業イノベーションプロジェクトに参加する森ゼミ生は、「ある誰かに意味のある、これまでにない新たなものを生み出す論理」を理論的に研究していくことになります。これからさらに頑張っていきましょう!!

山登りの行為を考えて、本格的に食品事業へ展開すべきという提案がなされました。

支えを必要としているのは、若者、高齢者だけではなく、子育てママにも。ママに向けたポールの提案です。

ウォーキングに関心を寄せてもらうために、ノルディックウォーキングに着目した体験会を提案します。

退職後の方へ、歩く目的を考え、「お遍路づえ」の提案です。

退職後の夫婦に対して、夫婦ウォーキングツアー、ウォーキング夫婦パックの提案です。また、別チームでは、同様の文脈で、「歩く」ことを質的に考える度の提案も行われました(すみません、写真がいいものがありませんでした)。

日常を飛び出そうをコピーに。ポールをテントの骨組みへ。子供や親子の価値を考えた商品の考案です。

この度のコンペで最優秀賞となったチーム。これまで同社が大切にしてきた機能を活かし、手軽にシューズに取り付けハイキングを楽しむ新商品「SPREAD FOOT」です。

この度のコンペで優秀賞となったチーム。ストレスを感じる若者向けに、座りながら有効な運動ができる新商品「レストポール」です。