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木村誠 教授

企業情報学部
木村誠 教授
担当講義:経営情報システム論、企業情報概論 他


経営と情報システムの融合が進展することで変革するデジタルビジネスの構造を明らかにする

経営情報学を使って現代社会を説明する

 インターネットが普及した現代社会では、情報を瞬時に世界中に伝えることができ、物体である製品だけではなくデジタルな情報そのものも製品やサービスになる時代になりました。このように製造や流通の仕組みが大きく変わった世の中で、経営学・経済学だけを使ってビジネスや経営戦略を理論化することが難しくなってきました。
 そこで、経営と情報システムを融合した「経営情報学」という学問分野を用いて、複雑な現代社会を説明していくことが注目されはじめています。

デジタルビジネスを理論化していく

 近年急速に広まったスマートフォンゲームのように、インターネットを利用した新しいビジネスがどのように成立したのかなど、木村教授はデジタルビジネスモデルの構造とその結果について研究を進めています。研究する経営情報学では、誰が見てもわかるように数値的に論じられ、デジタルビジネスの構造をモデル化しています。
 木村教授は「皆さんも知っているゲーム機器の価値は、それ自体の性能よりも発売されるソフトの数と利用者数の規模によって決まること(ネットワーク効果)がわかってきました。この理論をモデル化した計算式を作り、シミュレーションを何万回も重ねた結果から、製品・サービスが普及するメカニズムを説明できるようにしたいと思っています。」と話します。
 デジタルビジネスの変革は、これまでの産業構造も変える可能性があり、理論体系も大きく変化するかもしれません。

金融業の経営と情報システムを理解する

ゼミ活動の様子

▲ゼミ活動の様子

 木村ゼミでは、学生たちが選択したテーマである「金融・保険産業の変化」について調べています。身近にあってもあまり知ることがない、銀行や保険会社の商品がどのように運用されていて、ATM 端末の裏側にある勘定系システムはどんな構造になっているのかなど、経営と情報システムの両方の視点から学んでいます。学生が興味のある産業や企業をきっかけに、自力で明らかにする姿勢を身につけてほしいと期待しています。

木村誠教授からのメッセージ

 大学には、「知りたい」という好奇心を持って入学してほしいと思います。経営情報学では知識や計算だけでなく「わかりたい」という気持ちが、新しい視点や発想につながります。
 大学生には自分自身で考える自由な時間があります。興味のあるテーマが決まったら、自分でとことん考えて、わからなかったことが理解できた瞬間の達成感を堪能してほしいと思います。