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地域との連携「上田 道と川の駅」プロジェクト

コミュニティビジネス方式によって”新たな公共の場づくり”をめざす「上田 道と川の駅」。地域のコミュニティスペースであり、観光地でもあるこの場所では、長野大学の学生がさまざまな調査や展示会、イベント企画の立案・運営を行っています。自らが立案した企画を、地域の人々と連携して実現していくなかで、学生たちは生きた知識を身につけていくのです。


企画から運営まで手がけた「ゆるキャラ運動会」

上田 道と川の駅で秋に開催される「ええじゃないか」は、年間を通して最大のイベントとして毎年多くの人々が集まります。このイベントを通して観光振興・地域振興はできないだろうかー。上田 道と川の駅からのそんな依頼に応え、環境ツーリズム学部の山崎ゼミでは、学生たちの発案で「ゆるキャラ運動会」を提案しました。県内のご当地キャラを一堂に集め、地域の子どもたちにも、紅葉シーズンに訪れた観光客にも楽しんでもらい、長野県への関心を深めてもらおうという試みです。ご当地キャラへの出演依頼から、当日の運営までを学生が主体となって行ったこの企画には50名を超える園児や小学生が集まり障害物競争や玉入れなどの競技を楽しみました。2013年に始まったこの地域連携イベントは2014年も引き続き行われ、「ええじゃないか2014」のメイン企画となっています。道と川の駅のキャラクターである「にゃん」と「ちゅう」、長野県の「アルクマ」、軽井沢町の「ルイザちゃん」など、長野県内各地のご当地キャラと並んで、山崎ゼミの学生が考案したゆるキャラ、かもしかの「カモンくん」の大活躍しました。

水族展示で地元の自然に関心をもってもらう

年に1度の「ええじゃないか」だけでなく、上田 道と川の駅では、学生が年間を通した観光地域づくりの活動を行っています。2012年から夏休みを利用して行われている水族展示もそのひとつ。千曲川で環境調査を行うと同時に、里川で採取したコイやトウヨシノボリなど千曲川に生息する生物を道と川の駅内で展示するという活動です。狙いは道と川の駅を訪れる子どもたちに、地元の自然への関心をもってもらうこと。道と川の駅からの要望を受け、なるべく自然状態に近い環境を再現しながら、見やすいレイアウトをつくり、魚の名前やその生態の説明パネルを設置するなど、観ていただく方に水辺の環境を身近に感じてもらえるよう工夫を重ねました。
道と川の駅では、このほかにも各種アンケート調査や屋台スペース「地産地消のちっちゃいお店」を活用したオリジナルスイーツづくりとその販売など、観光振興・地域振興を目的としたさまざまな活動が行われています。

地域からのメッセージ

大学生らしい視点から生まれたイベント企画

石井 孝二さん

石井 孝二さん
上田 道と川の駅 おとぎの里 世話人

全国で初めて”道と川の駅”の名乗りを上げた「上田 道と川の駅」は、2010年にオープンしました。構想段階から関わってきた地域の有志が核となり、飲食・物販の運営などの活動に取り組んでいます。市民が主体となり、産・学・官の連携と協働を推進した活動を展開していくなかで、学生と一緒にできることはないかと模索し始め、「ミニ水族館」やイベント企画に取り組んでもらっています。「ゆるキャラ運動会」は、”楽市楽座”をテーマに上田地域のうまいものや特産品の販売を行う、上田 道と川の駅最大のイベント「ええじゃないか」」のプログラムのひとつです。日本百景に選ばれている「奇岩岩鼻」の雄大な景色をバックにしたステージで、ご当地キャラを集めて子ども向けの運動会を開催したらどうかと提案された時は、大学生らしい面白い視点の企画だなと感心したことを覚えています。運動会実施までの企画構想からゆるキャラの出演交渉、イベントの進行方法や協力スタッフの依頼など、ひとつの企画を成功させるためにはかなりの努力が必要だということを身をもって経験してくれたことと思います。これからも”新たな公共の場づくり”をめざしている「上田 道と川の駅」を利用し、地域で活躍できる社会人に育っていってほしいと願っています。