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FD委員会委員長あいさつ

【FD委員長あいさつ】
 周知のように、2008年4月以降、全国の大学は、大学設置基準の改定に伴って、「授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究を実施する」(同25条の3)こと、すなわち、組織的なFD活動に取り組むことを義務付けられました。
 長野大学では、これに先だって、1999年から学生による授業評価アンケートを導入し、さらに2001年には全学的組織としてのFD委員会を設けて、全学的かつ組織的に教員の教育研究活動を向上させるための支援活動に取り組んできました。その主な内容として、例えば、①学生による授業評価アンケートの企画・実施・公表、②FD研修会の開催、③学生代表との教育懇談会の開催、④オープンクラス(教員相互の授業参観)の運営、⑤教員のマイクロティーチングに基づいた授業研究会の実施などを挙げることができます。
 これらはあくまでも一例であって、またその内容は毎年のPDCAサイクルの過程で絶えず改善が図られています。そして長野大学では、これら既存の枠組に縛られることなく、絶えず変化する学生の特性と相関関係に立ちながら、どのような教育内容や教育方法がその時々の学生にとって最も効果的であるのかを、FD委員会とともに本学教職員は真摯に模索し続けてきました。これらの努力は、今後も最善の教育を目指して持続してゆかねばなりません。では、どのような教育を「最善」と考えるのでしょうか。
 この点、長野大学では、2007年に大学憲章を策定し、「学生が『自己成長を楽しむ』ことができる」教育、学習者中心型教育(learner centered education)をモットーとしています。すなわち、学生自身が主体的に問題を発見し、その解決に向けた調査研究を行い、そして自律的に問題を解決できる、学生自身が自らの理性と感性に基づいて体得したものこそが彼らの「自己成長」を生み出すとの認識を教育の基軸としています。現在も、長野大学では、学生の「自己成長」創出に向けて、全教職員が弛まぬ努力を積み重ねています。それゆえに、長野大学のFD活動は、決して冒頭で申し上げた大学設置基準改定による強制や義務としてではなく、日々自己研鑽にはげむ本学教職員たちの地道な努力を今後も継続させ、さらに体系的に推進・支援するという文脈において位置付けられねばならないと考えています。そのために必要とされる長野大学独自のFD活動のあり方を追求しながら、今後も、学生の「自己成長」に向けた教育機能の改善策を積極的に展開してゆきたいと考えています。